私がファイナンシャルプランナー(FP)の勉強を始めたのは、図らずもFP2級9月試験の前日でした。
そうです。ここから次の1月試験まで、残り4ヵ月ちょっと、FPの知識ゼロの私にとって、大げさかも知れませんが、まさに第二の人生のスタート地点でした。これまでのサラリーマン一筋の人生から、50歳になるこの年を人生の転機と考え、自ら興味を持って勉強に取り組むことができそうなFPの世界の門を開くことになったのです。

おるきーのチャレンジが、始まったわけですね~!

ま・・・まぁそうなります…
でも、いざ勉強を始めようと思うと、目の前にあるフォーサイトから届いた大量のテキストと問題集を前に、いきなり戦意喪失になりかけたのです。(早い!)
でも、すぐさま気を取り直すことにしました。まずはFP試験の全体概要を把握して、大まかなスケジュールを立てて、まずは基礎からスタートするしかありません。
⓪FP総論
ファイナンシャルプランニング(FP)とは何か、概要や歴史、役割、知識、業務内容社会的役割などを学びます。
①ライフプランニングと資金計画
FPの倫理に加え、生涯の生活設計の考え方、社会保険や年金、税金、ローンなどを学ぶことで、ライフプラン策定上の資金計画について学びます。
②リスク管理
生命保険、損害保険、第三分野の保険とそれらに関わる税金について学びます。
③金融資産運用
その名の通りマーケット環境の理解や預貯金、株式、債券などの金融商品とそれらに関わる税金、そしてセーフティネットと関連法規について学びます。
④タックスプランニング
我が国の税制、所得税の仕組み、損益通算、各種税金と税控除について学びます。
⑤不動産
不動産の見方、登記や取引、法令上の規則、係る税金などについて学びます。
⑥相続・事業継承
贈与や相続、それらに関わる法律や税金の考え方について学びます。

6つも分野があるんだ!こりゃ大変そうだ~

FPはお金にまつわる様々な知識を必要とする資格なんです。
私にとって、FPは未知の分野だと思っていましたので、本格的にFPの勉強を始める前に、まずは全体の概要が知りたいと思いました。そこで私は、大きな書店に足を運び、FPに関連する本を色々と見比べてみました。
自分にとって、一番しっくりくるテキストや参考書、問題集などなど。
そして見つけたんです!「超入門!マンガでわかるFP3級」(前田信弘さん著)
フルカラーそして何より「マンガでわかる」というだけあって、非常にイメージし易いマンガでの説明が各章ごとに差し込まれていて、立ち読みしていてもすごく分かりやすいと感じました。

◆選んだポイント
・超入門
・マンガでわかる
・フルカラー
・FP3級
・ドリル形式の過去問付き
まさにこれからFPの世界に入門する私にピッタリで、FP3級向けというのがポイントなのですが、各分野に記載されている内容が、FP2級ほど難しくはなく、全体の概要が知りたかった私にはうってつけの本でした。そして最終的には、FP2級の勉強を進める上でも、最後まで頼りになるバイブルのような一冊になるのでした。

おるきーはマンガ好きなんだねー

はい。マンガは結構大好きなんです!
さて、私のバイブル(超入門!マンガでわかるFP3級)に先ずひと通り目を通し、全体概要を把握したところで、いよいよ試験までの学習計画を立て、毎日の勉強を習慣化させる必要がありました。
まだ試験まで4ヵ月ちょっとありますので、焦らず地道に学習を進めるしかありません。
自身の覚悟と家族への宣言
約4ヵ月後のFP2級の試験にチャレンジすることは、もちろん私の中では決めていたのですが、改めて覚悟を決めて、試験まで頑張ることを心に誓いました。
そして、自身の覚悟が本気であることを、自分自身に言い聞かせるために、家族にもその覚悟と想いを伝えました。もちろん妻には予め相談していたのですが、この時にFPに対する私の想いや今後のキャリアへの考えなど、分かってもらえたようです。妻からも「応援するから頑張って」と有り難い言葉を言ってもらえました。家族への宣言は改めて身が引き締まる思いでした。
試験までの学習スケジュール
次に試験までの約4ヵ月をどのように勉強を進めるのか、スケジューリングが重要になります。
そしてココでとっても有り難かったのが、私の申し込んだ通信教育フォーサイトの提供するスケジュール機能です。具体的には、フォーサイトが提供するManaBunというアプリの中にある機能を使うのですが、それぞれのライフスタイルに合わせた学習の進捗管理ができます。
①一週間のライフスタイル(30分ごと)を入力(睡眠/会社/食事/入浴/通勤/趣味/空き時間など)
②しっかり学習モード/ゆったり学習モードを選択
③開始日と終了日設定
④ボーナス週の設定(12週間勉強したご褒美に一週間勉強をしなくても良い週の設定)
これらを入力し、設定ボタンを押すだけで、瞬時にAIが学習計画を立ててくれました。
学習計画は、週間・月間・全体を確認することができ、自身が設定した内容に合わせて学習計画を立ててくれます。
私の場合は、12月までの3ヵ月の間に、学習する6つの分野において、テキスト学習→演習問題→テキスト学習→演習問題を約3回繰り返し、残り1ヵ月ちょっとの期間で、応用問題や実践問題を解いていくというスケジュールが立てられました。高い合格率を誇るフォーサイトのAIが考えてくれたスケジュールということで、このスケジュールを達成した先には合格が待っていることを信じて、勉強を始めることにしました。
勉強の習慣化
覚悟を決めて学習を始めましたが、平日の昼間は本業があり勉強の時間は取れません。そうなると必然的に、行き帰りの電車の中と、家に帰って寝るまでの数時間、そして休日しか勉強の時間が取れず、いかに効率的に、そして継続的に勉強するかが肝になります。時には平日に残業で遅くなることも、同僚と懇親会に行くこともありました。でもお陰で、限られた時間を有効に使いたいと思うようになり、電車の中ではスマホを片手に昨夜勉強した内容をクイズ形式の問題で復習したり、家に帰って寝るまでの間に、机に向かって勉強するクセがついてきました。そして何より、フォーサイトのスケジュール機能では、学習の進捗状況がわかるようになっており、昨日サボったから遅れているとか、週末に挽回したから少し余裕があるなど簡単に管理できるようになり、いつしか毎日の勉強が習慣化されてきました。
一方で苦手な分野も分かるようになり、苦手分野は丁寧に学習するなど、いつしか自分でもある程度コントロールできるようになってきました。
このように、自身で覚悟を決めて家族にも宣言し、スケジュールを立て、勉強を習慣化していくことができると、少しずつですが学習の成果が見え始めてくると思います。
実はこのあと、思いがけない壁にぶち当たり、大幅に学習が遅延することになるのですが、それは次の記事でお話したいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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