FP2級の試験まで、残り1ヵ月です。いよいよ最後の仕上げになります。
私は以前にも記載した通り、通信教育フォーサイトを活用していたので、フォーサイトアプリのスケジュール機能設定されたスケジュールを着実に実行して残り1ヵ月を迎えました。学科試験と実技試験を想定した過去問集をとにかく何度も解いて、試験によく出る事例はどんなものがあるのか、自分の得意分野や苦手分野は何かをあぶり出し、とにかく実践問題を、特に解答時間を意識して解くことを心掛けました。

本番を意識した勉強に切り替えていくわけですね。

覚えた知識を活用して合格点を勝ち取る意識が重要です。
実はフォーサイトから入手できた直前の実践対策として以下がありました。
・直前対策講座学科試験編
・直前対策講座実技試験編
・2級FP技能士試験 学科・実技試験(過去5回分)
・学科模擬試験(フォーサイトオリジナル)
・実技模擬試験(フォーサイトオリジナル)
直前対策講座は、過去問を中心とした、いわゆる実践問題集なのですが、5回分の過去問と模擬試験の計6回分の試験をどのように使うのが良いか考えました。改めて考えてみると、仮に本番を想定して過去問を解こうと思うと、学科試験120分と実技試験90分、そしてその採点や間違い直し・復習などを考えると、それなりにまとまった時間が必要になりますので、それを実践できる日数が限られてしまいます。
ですので、私は以下の計画を立て、模擬テストを実行することにしました。
30日前・・・過去問①(’24年9月実施分)
20日前・・・過去問②(’24年5月実施分)
10日前・・・過去問③(’24年1月実施分)
7日前・・・過去問④(’23年9月実施分)
5日前・・・過去問⑤(’23年6月実施分)
2日前・・・模擬試験(フォーサイトにて作成)
私は直近の問題と同じような問題は出ないだろうと考えて、あえて最新の過去問から順にチャレンジしていく計画を立てました。

働きながらまとまった時間を作るのも大変そうだ~

年末年始もうまく活用して時間を作るように心がけました。
色々な考えやご意見もあると思いますが、私が1月期の受験を目指して良かったと思ったのは、残り1ヵ月のタイミングから年末年始に差し掛かりましたので、覚悟を決めて、ある程度まとまった勉強時間を作ることができました。でも、もちろん実家に帰省もしましたし、お正月は少しのんびり過ごしたりもしました。毎日勉強する習慣だけは維持しながらといった感じでした。

適度なリラックスタイムを取って、ラストスパートができた訳ですね~
そのラストスパートですが、実は全てが計画通りに、そして上手く行った訳ではなかったのです。
30日前に初めて本番形式(開始時間や解答方式)で過去問①にチャレンジしましたが、結果は見事に惨敗で合格点(得点率6割)には、学科試験も実技試験も届きませんでした。

この時はかなり自信を無くしました。
自分なりに上手く行かなかった要因を分析してみました。
①学科試験での時間配分ができていなかった。
②実技試験に向けて、必要な公式をしっかりと覚えていなかった。
実はこれ、後々にも影響してくる重要な要因であり、自分でも頭では分かっていたつもりが、過去問を本番さながらに解いてみると、見事に弱点として浮き彫りになってしまいました。
①については、難しい問題も何とか解こうと読み込んでしまい、1問に対して2分以上かけてしまった結果、最後までたどり着けませんでした。
②については、ヒントがあれば解けるレベルの公式暗記しかできておらず、計算間違いの前に正確な公式を活用することができませんでした。
ですが、まだあと1ヵ月もあると考え、最後の総仕上げとして対策を講じることにしました。
①一度読んでも分からない問題は、深追いせずに回答し、1問2分以内を厳守して次に進む。
②重要な公式はマイノートに書き出して徹底的に覚える。(使いこなせるまで)
学科試験の問題はとにかく数が多いので、一度読んで分からなかったものは、何分かけても分からないことが殆どです。分からない問題を諦めるのではなく、「今この(分からない)問題に出会って良かった。本当の本番までには分かるようになってやる!」という気持ちで次の問題に行くようにしました。
公式は自分が理解し易いように整理してノートに書き出す。そして覚えたらその公式を使って実際に問題を解いてみて、正解できるようになるまで繰り返すことでした。
私としては、この最初の過去問チャレンジが、ラストスパートの号砲になった気がしています。「このままではダメだ、最後まで諦めずに走り切ろう!」という想いになりました。

ラストスパートがんばってくださ~い!
そして試験20日前に2回目の過去問②のチャレンジを行いました。
結果は、学科試験は残念ながら合格点にギリギリ届かず、実技試験は合格点を少しオーバーできる結果になりました。ですが、確かな手応えを掴むことができました。学科試験は最後まで問題を解くことができ、実技試験はギリギリながらも合格点をオーバーできたからです。あとは自分を信じて学習あるのみです。
この頃から私は、過去問の学科試験で解けなかった問題は、すべてノートに書き出し、覚えるようにしました。そして、実技試験では、自身のペース配分のリズムも掴めるようになり、あとは具体的な事例問題の経験を増やし、解ける事例を増やしていくことを意識しました。

間違えた問題はマイノートに書き出して忘れないようにする。この繰り返しでした。
いよいよ10日前です。3回目の過去問③にて、ようやく学科試験、実技試験ともに合格点をオーバーすることができました。それぞれの試験のペース配分もイメージが出来上がってきて、あとは得点率を上げるのみです。
そして7日前の4回目の過去問④でも、学科試験、実技試験ともに合格点をオーバーできたのですが、私の得点の傾向として、学科試験が7割強、実技試験が8割強の得点率となっており、学科試験が少し不安な状況でしたので、学科試験は間違えた問題を中心に復習するなど、得点率を上げることに専念しました。
さぁ5日前になり、ついに5回目の過去問⑤です。ここでようやく、学科試験、実技試験ともに8割の得点率を得ることができました!ですが、やはりどうしても自分の手応えとしては、学科試験に不安が残っていましたので、最後まで全力で走り切ることにしました。

つ・・ついに2日前になっちゃったよ~

はい。いよいよ最後の総点検です。
2日前になりました。予定通り、本番さながらにフォーサイトが準備してくれた模擬試験にチャレンジです。大変ありがたいことに、試験の問題用紙や解答用紙も本番を模した形になっており、最後の総点検にはちょうど良かったです。私自身も本番をイメージしていつもとは場所を変えて、少し緊張感を持って試験に臨みました。
試験の自己採点結果は、学科試験、実技試験ともに8割以上の得点率を獲得できました。あとは残りの時間で、最後の最後の総仕上げを行い、体調も万全で本番に臨むのみです。
残り少ない時間に、あれもこれもと手を出すと、不安になるだけだと思いましたので、私の場合は、残りの時間を更なる学科試験の磨き上げに費やすことにしました。こちらもフォーサイトが提供してくれているアプリの機能で「過去問一問一答演習」というものがありまして、1問を20秒以内で解く演習問題にひたすらチャレンジできました。ということで、私の残り5日の総仕上げについては、自分を信じて以下を繰り返すのみでした。
・マイノートを見ながら、公式や弱点、重要語句を総点検
・学科試験/実技試験の演習問題を何度も解く
・過去問一問一答演習をひたすら繰り返す(間違えたらマイノートに記載)

最後は自分を信じて頑張るのみでした。
コメント