一般的に資産とは、個人や企業が所有する金銭的な価値を持つ財産のことを言います。資産は大きく「流動資産」「固定資産」「繰延資産」の3つに分類されます。
現金や預貯金、1年以内に現金化できる資産を言います。現金化できる資産には、有価証券や売掛金などが含まれます。
土地や建物、自動車や機械設備など、長期間保有する資産を言います。
企業が支出した費用のうち、効果が一年以上にわたり将来の収益に影響を与える資産として計上したものを言います。主なものには、開業費、開発費、株式交付費などがあります。

資産にも税金がかかるのですか?

固定資産税など、資産に合わせた税金が発生します。
この資産増やす方法は様々ですが、資産には「資産形成」と「資産運用」という言葉が使い分けられています。資産形成とは、将来の夢の実現や目的の達成のために、資産がない状態から、収入や預貯金から徐々に資産を築いていくことを言います。一方で資産運用とは、すでに持っている資産を、株式や債券、投資信託といった金融資産に投資し、持っている資産をさらに増やしていくことを言います。
この資産形成と資産運用を上手く活用し、自身の将来の資産を最大限増やしていくことが重要になってきます。資産形成ばかりに力を入れても、将来のメリットを目いっぱい享受できませんし、かといって資産運用ばかりに力をいれても、リスクが大きくなるばかりです。一定の資産を貯めたあとで、資産運用していくのが良いのではないかと思います。
資産について付け加えさせていただくと、資産形成、資産運用に加え、資産保全という考え方があります。これは資産を形成または運用して、まさに増やした資産をきちんと保持するという意味です。
お金を増やしていく目的の一つが老後資金と考えた場合、ある程度保有できた資産を、失わないように、または減ってしまわないように「保全」しておく必要があります。ご自身の資産をきちんと保全することで、老後も安心した生活が送れるようになります。
改めてお伝えしますが、資産を形成し、自身の目的に合わせた資産運用を行い、将来その資産を保全していくことが重要になると思います。
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